当社では、日本の「モノづくり」は世界をリードすると考えています。では、「モノづくり」とは何でしょうか。
それは、製品の見た目はもちろん、品質や耐久性、使い勝手の良さなどが代表例です。仕上げの工程だけではなく、「設計」や「組み上げの精度」など製造に関わるすべての要素で完成度が高くあること。それが日本の「モノ」づくりです。伝統手工業から備わっていたものが、オートメーションの時代になってもそれは受け継がれています。
私たちが作る「ポリエチレン包装材」についても、それは同様で海外製のそれと比べると、あらゆる点で上質であると自負しています。世界中で「ポリエチレン袋なんてこんなもの」という常識を、私たちの「モノづくり」で変えていきたい。そしてそれは必ず評価されるはずだと考えています。
2023年現在、世界的企業の多くが包装材製造をアジア諸国、特に東南アジア各国で行っています。
年間を通して気候の変動が少ないこれらの国では、温度や湿度を保ちやすく、ポリエチレン包装材作りに適した環境と言えるからです。
そこで当社でも2012年2月に、タイに初の提携工場「Narai Hayashi(Thailand)Ltd.」を設立(以下、NHTL /合弁企業)。NHTLには、当社が日本国内で作り上げたノウハウを集結。当社ひたちなか工場のように一貫したクリーンルームで製造し、ISO9001 やISO140001 等の製造規格認証も取得。安心・安全な生産体制を継続しています。
そして2018年9月に、「Hayashi Sangyo (Thailand) Co.,Ltd.」を設立(林産業100%の子会社/販売会社/以下、HSTL)。タイ国内の提携工場で製造した製品を、同じくタイ国内の多くの日系企業をメインに、ストレッチフードフィルムやシーラントフィルムなどを販売しています。また、スクリュー等をはじめとした生産機器や機械も合わせて販売しております。
日本の「モノづくり」がアジアから世界中へと羽ばたく“大きな夢”を抱き進めて参ります。