01

軍司 忠之

2005年4月1日入社
製造本部 ひたちなか工場 第2製造課 印刷巻替工場

軍司 忠之

入社のきっかけは

軍司
高校卒業後の入社で、もともと「モノを作る」ことが好きでした。実家から近く通いやすいというのも大きなメリットでした。

入社後は

軍司
当初は製袋部門からスタートし、その後、極東高分子株式会社様へ研修に行かせていただきました。2年ほど製袋部門にて仕事をしていました。そこから印刷部門に移り15年ほど経ちます。

仕事の面白さは

軍司
達成感という意味では、例えば「カラー印刷」があります。ズレなどのコントロールが難しい反面、うまくいくと写真のような綺麗な仕上がりになるので、そのようなときは自分で「がんばったな!」と思うことができます。

フィルム印刷の難しさ

軍司
元々の色合わせも難しいですし、一番はテンション(ひっぱり加減)の調整だと思います。設計値だけではうまくいかず、実際に合わせてテンションを変えていく作業が馴れないうちは大変だと思います。
最初は一色からスタートになるのですが、そこから二色に進歩していきます。そこではじめてテンション調整の難しさに出合うことになります。

会社の良いところは

軍司
時間管理がきちんと行われ、残業が減ったので働きやすくなってきたと思います。

仕事で工夫したところは

軍司
当初使っていた資材で不具合が起きてなかなかうまくいかないときに、資材ごとあらためてうまくいった例はあります。カラーの合わせがどう工夫してもうまくいかないときに、機械の部品をいろいろ交換してみて、他社製品を使用したりなどして改善をしていったことはあります。
インクひとつとっても同じようなことがあり、インクを変えてうまくいくことがあります。当社は、何社もインクのメーカーさんから仕入れており、これも業界内では珍しいことと言われます。これもどうしても合わせたい色味の再現のために、また失敗が少ないようにその組み合わせを考えています。
印刷機械も良い機械を取り入れて、それを現場で調整しています。印刷の速度は国内屈指ではないかと自負しています。

自分の課題は

軍司
自分を含め、印刷機の機長として数名いますが、このレベルの社員を少しでも多く育てることだと思います。

職場が求める人材は

軍司
印刷工場の現場の雰囲気として、どうしても体育会系であることは否めません。とはいえ、理不尽な指示が上司から飛ぶようなことはないです。体を動かす現場ですし、運動部の部活を頑張ってきたような人が向いているのではないでしょうか。
そのほかでは、コミュニケーションが取りやすい人のほうが良いと思います。単になんでも「はい」ではなく、わからないところは「この部分がわかりません」と素直に言えるような人のほうが、現場の連携が取りやすく、成長も早いと思います。
02

今泉 捺槻

2020年6月1日入社
本社営業部 ラウンダー

今泉 捺槻

入社のきっかけは

今泉
私は2020年6月に中途採用をいただき入社しました。前職は、着物の商社(卸問屋)で営業を行っていました。元々、製造業およびモノづくりの会社に興味があり、そういった仕事に就けたらいいな、と思って応募しました。

入社後は

今泉
今、営業を勉強させてもらってます。3年が経ちました。

仕事の醍醐味や面白さは

今泉
嬉しいと感じる時は、お客様から見積り依頼をいただき、それが注文につながり、さらに、追加で声を掛けていただけたこと。
逆に難しいことは、製造メーカーとして出来ることと出来ないことがあることです。そういった中でも、少し工夫して提案できるものまで進めるような“お客様と工場を繋ぐ役割”=営業の醍醐味でしょうか。難しい分、やりがいがある仕事です。

今後成長したいポイントは

今泉
まだ31歳で経験が浅いため、これまでは何事も聞くことが多かったですが、今後は成長するために、まずは「自分だったらどうする?」「何をすればいいか?」を自らで考えてから相談するように心がけていきたいです。

苦労した点/工夫した点などは

今泉
苦労した点は、同じポリエチレンという製品であっても製造環境が違っていたりすると条件が違ってきます。
価格の勝負(仕切り)になってしまい困難さを感じることもあります。包装材はコストダウンの影響を受けやすいので。
その点を含め、どれだけ事前に製品情報を集められ、そして、お客様が望んでいる価格に合わせられるか?を考えながら動く工夫をしています。

今後の目標や課題は

今泉
都度の売上を達成することが目標であり、一番の課題ですね。

職場が求める人材は

今泉
明るく素直な人。話しをすることが好きな人がいいです。そして、お客様の話をよく聞ける人がいいですね。
03

木村 隆哉

2000年3月27日入社
本社営業部 課長

木村 隆哉

林産業でのキャリアを教えてください。

木村
2000年入社後は営業部ですね。現在24年目です。

入社したときのことを教えてください。

木村
私の入社時は、大卒が4名、高卒が12名くらい入社しました。社員数は全体で100名くらいだったかと。当時は「就職氷河期」で求人数も少なかったです。私は製造業で営業したく、しかも中小企業の方で動きたいという希望がありました。大企業で歯車になるよりは、自分の力で活躍できる場を求めたということでしょうか。

現在、担当している仕事内容ついて教えてください。

木村
営業部の中間管理職として、お客様の訪問営業だけではなくて、マーケティングや展示会の運営など、いろいろと頭と体を動かしています。

仕事のおもしろさは?

木村
お客様と相対することですね。ほかには、いろいろな人と出会えることでしょうか。

仕事のむずかしさは?

木村
難しさですが、楽しさに近いかも知れません。いろいろな人と相対することで、なかなか自分が思ったようには進まないこともあり…。でも、その難しさを楽しさに変えるところで活動していますね。

仕事で工夫していることは?

木村
営業なので、お客様に寄り添い過ぎてもいけないし、逆に工場に寄り過ぎてもいけない。そこのバランスを見極めながら動いています。お客様の要望と工場の要望とがあるので、その中で製品を作らないといけない。
たとえば、納期の問題。お客様が『最短でやってくれ!』といいます。しかし、工場(生産現場)の都合もあります。その中でバランスをとって、お互い歩み寄ったところで生産せねばなりません。
工場が混んでいる場合もあります。何とか入れ替えてもらったり、『頭出し』といって最初のできた分だけでも出荷して少し納期を早めるということもあります。あとは輸送方法を工夫するとか。そうやって1日でも短縮できる方法がないか探しています。
お客様と工場の橋渡し役として、どう仕切るか。営業にかかっていると思います。そこが工夫していることでしょうか。

今までで一番大変だったことは?

木村
沢山ありますね(笑)。一番に思い出すのは「値上げ活動」でしょうか。以前、13回連続の値上げの時期もありましたね。お客様のところに行くと『またかよ!』と言われるのです。しかし会社として価格改定をしなかったら赤字になってしまいます。お客様からは強く言われるし、会社に戻ったら「なんでまだ上がってないんだ!」とも言われ、両者の板挟みになるのです。当初は値上げに対する抵抗がすごくて、門前払いで、テーブルに着いてもらうことすらできなかったこともあります。お取引先としては包装資材だから、そこにコストを掛けたくないし、だから非常に渋られるのです。

今後の目標は?

木村
いまマーケティングの講習を月に数回ほど受けています。マーケティングの感覚をもう少し磨いて、新しいお客様の開拓に繋げていきたいと思います。今までの「モノ営業」から「コト営業」に変えていきたいのです。お取引先のお困りごとに対して、「当社の製品を使えば解決しますよ!」という提案型営業を展開していきたいと思います。

当社の魅力は?

木村
会社がどんどん成長しているところを感じられるところです。24年前と比べると劇的に変化したと思います。工場の規模、設備、組織も年々整ってきていることが感じられます。

営業という仕事は、どんな人が向いていると思いますか?

木村
人と会うこと、人と話すことが好きな人。営業の楽しさがそこにあるからです。お客様と工場の間に入ってのやりとりが仕事ですから、そのなかに入って自分で「やるぞ!」って思える人が向いてますね。